市販のカラーってどうして良くないの??




こんにちは
スタイリストの仁科です。


時間があまりない、安いから、などの理由で
ホームカラーをする方もいるかと思います。
しかし、市販のカラーは髪が傷むと聞いたことはありませんか?

そこで今回は何故ホームカラーだと髪が痛むのか説明していきたいと思います。


市販のカラー剤をつかえば、色の微妙な調整はできませんが、誰でも手軽にキレイな色に染められますよね?

それは何故かというと市販のカラーは
塗りムラがあっても誰でもキレイに染められるほど、強い薬剤が使われているからです。
染める力が強いと、当然髪へのダメージも大きくなります。
その結果、美容室でケアをしていたとしても、一度の市販のカラーで髪は傷んでパサパサになってしまい色落ちが早くなります。


また、カラーの仕組み自体は一緒ですが薬剤は微妙に違います。

美容室のカラーは髪をきれいにするためのものですのでアルカリ剤にアンモニアなどの揮発性のものが使われています。
揮発するので髪のダメージに繋がる成分を空気中に逃がすことができ、髪が傷みにくくなります。


市販のカラーは「におわない」を売りのひとつとしていますのでアルカリとしてモノエタノールアミンなど不揮発性のものが使われています。
これは刺激もダメージも大きく「残留」と言って髪の毛の中にダメージ成分が残ってしまいます。
シャンプーなどで徐々に落ちてはいきますが、完全に落ちるまでは髪にダメージを与え続けてしまいます。



もしどうしてもという場合は
⭐️分け目・顔周りのみ
⭐️伸びてきた根元部分のみ
⭐️泡カラー、ホイップ系は使用しない 
だけにした方が良いと思います!

※泡カラー・ホイップ系のカラー剤は界面活性剤を入れることで泡立つようにできています。
面活性剤の効果で吸収力が上がるので、髪の毛を傷める成分も多く吸収してしまうのでオススメしません。

市販のカラー剤を使い過ぎると美容室でのカラーだけでなく、パーマや縮毛矯正も出来ない髪になってしまうこともありますのでご注意しましょう。






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