⭐️セルフカラー後、美容室で白髪染めすると緑に⁉︎⭐️
その正体は【太陽光で染まる白髪染め】
これはどーいったものなのか・・・
この商品は、お出掛け前に白髪の気になる部分に薬剤を塗布し外出をし、太陽の光を浴びると黒く発色し、白髪をカバーするものです。
これ自体は、ダメージも無く安心して使えるというキャッチコピーのもとネット販売されており、使用されてる方も多いとのこと
その商品を数ヶ月使用した後、ご自身で通常の白髪染めをすると染めた部分が突如『緑色に‼︎』変色したとの事
その原因は一体…
原因はその商品の『硝酸銀』という内容成分
そもそもなぜ太陽光を浴びると白髪が染まるのか?
【硝酸銀】という金属系の成分が紫外線を浴びることにより、黒褐色に発色するためです。
これだけ聞くと
『なんだ。これだけか』
『大丈夫なんじゃないの!?』
と思いがち。
この硝酸銀のある特性が大きな問題点となります。
その問題点とは、この硝酸銀という成分は、アルカリに大きく反応し、緑色に変色していきます。
『アルカリ!?』と思った方
そうです、カラー剤やパーマ剤などには必ず『アルカリ』が入っています。
つまり、硝酸銀の働きにより、太陽光を浴びると白髪が黒く染まりますが、その毛髪に対して、通常のカラーやパーマを施すと『必ず』緑色に変色するという事態を招きます。
どの様な色味のカラー剤を用いても結果は同じです。
なら…アルカリの入ってない『ヘアマニキュア』なら!
これに関しては残念ながら、薬剤を弾いてしまい染まることはありません。
もし、通常のカラーをし、緑になってしまった場合でも対応方法は一応あります。
それは『ヨウ素』を塗布すること
身近なものだと『イソジン』です。
ヨウ素を塗布する事により、緑に発色した硝酸銀の働きを抑える事ができます!
対処方法はあっても2度手間はめんどくさいですよね?
美容室でもすぐに対応できるかはわかりません。
この様な事故を未然に防ぐには…
1番は美容室でカウンセリングを受け、美容室でカラーをする事です。
どうしても、美容室に今月行けない。
でも、カラーしたい方はパッケージの裏面にある内容成分表を一度見てから購入する様にお願いします。
ちなみに…
硝酸銀という成分は、わずかな摩擦でも爆発を起こす危険な成分です。
今回は緑色に変色程度で済みましたが、最悪の場合、毛髪内部で爆発が起こり、断毛する可能性もあります。
安易な考えでのご使用はお控え下さい。
⚠️イソジン、ヨウ素を用いての対処方法もメーカー様の推奨するものではありません。
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